市販の白髪染めは危ない！？実際起こった事例の数々

市販の白髪染めの危険成分について「市販の白髪染めは化学成分と添加物だらけ！？」で説明しました。使い続けることにより、その危険性分の数々は体内に蓄積されていき、染めた当初は問題なくても、個人差はありますが人により数ヶ月後、数年後に問題が出て来たりもします。

市販の白髪染めで起こった事例や副作用

そんな危険成分の入った市販の白髪染めを使ったり、使い続けたことにより起きた事例をご紹介します。

一番多い被害はアレルギー

白髪染めとヘアカラーで一番多い被害はアレルギー。

皮膚がかぶれたという症状は良く聞くと思いますが、中には呼吸困難、悪寒、頻脈、急性アナフィラキシーショックで死亡した事例も。

体内に蓄積されるものが多く、初めて染めても何も起こらなかったのにアレルギー反応が出たのが数ヶ月後や数年後という事例もあります。これは遅延型アレルギーといいすぐ発症しません。

このアレルギー反応の件は、厚生労働省からも資料公表という形で注意喚起がされています。

参考サイト 厚生労働省 毛染めによる皮膚障害

白髪染めで失明！？

白髪染めが誤って目に入ると、結膜の充血、まぶたの腫れや角膜を傷つける恐れもあり、ひどい場合は失明したという話しもあります。

白髪染めやヘアカラーの誤飲で死亡？

海外では間違えて誤飲してしまい、死亡してしまった人の事例も。特に幼児による誤飲事故は多く、死亡事故も過去にあります。ほかに自殺目的で飲む人も多く、殺人目的での使われた例もあります。

妊娠中の方は要注意！胎児の発達に影響も

白髪染めは使えば使うほど体内に取り込まれて蓄積されていく行くのはご存知ですか？白髪染め成分に使われている薬剤が体内に取り込まれる事により胎児の発達に影響が出たりするという報告も。

美容室で使われている白髪染めより刺激が強い物が多いため、ほかにつわりなどがひどくなるという症状も。妊娠中だけでなく産後、育児中の人達も体の抵抗力が弱っているため毛染めは控えたほうがいいとのこと。

長年頻繁に使っていると腎障害や肝臓の影響も

先ほど説明した通り、白髪染めの影響は体内に蓄積されていきやすいです。頭皮に付いた染料が皮膚から浸透して血液から体内へと侵入していき、それを防ぐ働きをするのが肝臓や腎臓なわけです。

肝臓や腎臓で取り除いた有害な成分が残り蓄積されていくため、障害が起こりやすくなるというわけです。

じゃあ、どの白髪染めが安全なの！？

市販されている白髪染めは有害な化学成分が使用されていて、発がん性物質が含まれていたり、人体に影響を及ぼす可能性があるということがお分かりいただけたでしょうか？

市販の白髪染めは安く簡単に手に入るためお手頃なので、使う方も多いでしょう。じゃあ、どの白髪染めなら安全なの？と思う方も多いはず。

天然成分で出来る安心成分の白髪染めもあります

市販の白髪染めより高くはなってしまいますが、天然成分から作られた無添加で体にやさしい安全な白髪染めもあります。植物由来の天然染料として有名なヘナやクチナシ色素を使った白髪染めや白髪染めシャンプー、トリートメントなどもただの白髪染めだけでなく、シャンプーする用途で自宅で簡単に染めれる手軽な白髪染めも増えて来ています。

白髪染めをしたくても、危険成分に躊躇して出来なかった方もこれなら安心して白髪染めを楽しめますね！